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カナダ留学と移住についての日記

絶品冬のグルメ三本勝負

 

 世界くらべてみたらで韓国対台湾のグルメ3本勝負を放送していたので、今回は韓国と台湾のグルメについて書いてみたいと思います。皆さんは韓国と台湾にまつわる思い出とかありますか?

冬の鍋対決

写真は3人前

 韓国のヘムルタン(海鮮鍋/宝石鍋)は海鮮から出るだしと栄養分が深い味わいを作り出し、牡蠣、カニ、アワビ、貝類やタコなど12種類以上の海鮮が入っていて、たんぱく質、カルシウムや亜鉛などのミネラルも十分に含んでいるので、滋養強壮にも最適です。写真は3人前で締めの雑炊もセット。見た目が鮮やかなのでまさしく宝石箱のようです。見てるだけで味を想像できて、是非食べてみたいです。ただ、気になるのが甲殻類や貝類が多いので皮を剝くとき等に手が汚るのと、カニ鍋のように食事に専念しすぎて会話が少なくなりそう。

写真は4人前

 台湾(黄金鍋)はまさしく輝く黄金色で、豚骨と高級食材のホタテの貝柱、アワビ、豚足などの干物を24時間以上煮込んでとったスープと鶏肉を合わせた、体が芯から温まりそうな鍋です。韓国の宝石鍋と比べてシンプルな鍋ですが、女性には嬉しいコラーゲンが豊富に含まれているそうです。黄金鍋の鶏肉は箸でもほぐれる柔らかく、手を汚さずに食べられる利点があります。それに鶏肉から直接良質なたんぱく質も摂取できるのが嬉しいです。また、調味料を一切使用せず、具材の出汁と塩味だけで作られた味は、健康の事も考えて作られた一品です。

 第一回戦の鍋対決は見た目の華やかさで韓国勝利と思っていましたが、やはり台湾の上品な見た目と口の中でほぐれる鶏肉の柔らかさ、そして健康に良いことを考えると、台湾の勝利です。

うま辛麺対決

 

 

 日本のちゃんぽんと同じように中国から伝わったそうで、しっかりと現地仕様の旨辛スープで冬仕様になっています。また具材もきくらげ、豚肉、野菜や貝類と美味しそうです。スープは旨辛というより辛いとレポートされていましたが、どの程度の辛さなのか気になります。韓国の食べ物はどうしても辛い味付けという固定概念があって、実際に現地で食べた焼き肉も激辛過ぎてヤバかったです。私は元々辛い物が好きなのですが、明洞で食べた焼き肉の辛さは今でも覚えています。

紅油燃麺 約370円

 台湾の麺は真っ赤なラー油のような油が入った旨辛麺です。韓国とは対照的に見た目がすごくシンプルで、麺とスープを純粋に楽しむ日本でいうかけうどんのような雰囲気です。お値段も超お手頃でたったの370円ですから、台湾旅行の際に手軽に楽しめると思います。辛さも3段階に調整でき、最辛は激辛好きをも虜にするらしいです。スープは普通のラーメンに比べると少な目なので、つけ麺に近い感覚です。量的にもシンプルに麺一人前なので、他の台湾グルメと一緒に楽しめそうですね。

 第二回戦の麺対決は、ラーメンはスープがしっかりある方が寒い冬も体を温めてくれるので、韓国のちゃんぽんを食べてみたいです。ただ、激辛好きには台湾のつけ麺でしょうね。

屋台飯対決

 韓国のおでんと呼ばれる平べったい魚のすり身を煮込んだものです。味は日本のおでんではなく普通のすり身の煮物、日本人なら受け入れやすい家庭的な味ですが、特徴は無いので意識して食べるような感じではないような気がします。

 

餃子スープ

 水餃子のに味が付いた感じのもの。家庭的でニンニクが効いた味付けは韓国ならではという感じです。コスト的には高くないですが、もう少し価格が安ければ嬉しいです。

鶏もも一枚を贅沢に使用し、とにかくデカい

 8年前に台北で食べました。その頃にちょうど台北では人気になりつつあり、このデカチキンは多くの人が食べてました。感想は本当に大きいので、一人で一枚食べると、他が食べれなくなると思います。複数人で食べ歩きを楽しみたい場合はシェアすることをお勧めします。味の詳細は忘れましたが、美味しかったことは覚えています。

牡蠣のオムレツは初耳

 牡蠣好きの私としてはすごく興味をそそられる一品です。卵と牡蠣の組み合わせは、ありそうで無かったので、次回台湾を訪問した時は必ず食べます。それに卵と牡蠣にたんぱく質が含まれているので、疲労回復にも効果がありそうですね。あと、天津飯を彷彿とさせるあんかけはポイント高いです。

総評

 個人的に好きな韓国と台湾だったので、過去の思い出とともに楽しむことができました。今回の3番勝負はそれぞれに個性があって、どれも本当に美味しそうだと感じますし、現地の食文化を楽しめると思います。台湾の食文化は人間の健康を考えて作られたものが多く、シンプルな中にも素材の味を十分に楽しむことができます。一方で韓国は全般的に辛い味付けの印象が強いので、今後訪問する予定があれば、辛くないグルメも開拓してみようかなと思いました。

 次回は私が台湾のローカルグルメで皆さんにおすすめする最高の一品をご紹介したいと思います。最後までありがとうございました。