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カナダ留学と移住についての日記

留学先の情報収集

 海外留学するには事前準備に相当な時間を要します。その中でもどのように情報収集をするのかが重要となります。今回はその方法を具体的にお話しします。

情報収集

 日本では現地の情報が十分に分からない、また海外に留学するんだから留学エージェントを利用した方が安心と思っている人が多いと思います。私も最初はそう思っていました。しかしネット全盛のこの時代、海外の情報も以前より格段に入手しやすくなり、留学先では言語対応できるようにスタッフを配置しています。日本から欧米豪といった人気の留学先の情報を集めるのは簡単です。最初は時間を要しますが、自信を持って取り組めば問題ありません。

 留学エージェントのWebページを見れば、どれだけの学校が地域にあるのか分かると思います。学校名、立地、目安の学費など概略を確認できるので、あとは学校のWebページを見ればいいのです。そこには全ての情報が網羅されていて、時にはプロモーション(セール)情報も確認できます。また、メルマガ登録ができる場合は必ず登録しておきましょう。学校にもよりますが1~2か月毎に、プロモーション情報を知らせてくれる学校もあります。人気の留学先では日本人担当者を配置している学校も多数ありますので、直接学校に問い合わせをして、自分の手で必要な情報を入手して下さい。留学エージェントと学校のWebの両輪で必ず行ってください。

留学エージェント

 多くの留学生が利用している留学エージェントは、各種学校の窓口の機能を有しているので便利に利用できます。しかし、担当者が最新情報を網羅していない場合が多く、情報の信ぴょう性に疑問が残りますし、エージェントが贔屓にしている学校ばかりを紹介するケースが本当に多いので気を付けて下さい。特定の学校ばかりを紹介する理由は、学校からエージェントへのキックバック(利益)が多いからです。

 留学エージェントの収益は紹介先(学校)からのキックバック(手数料)が主な収益源で、内容としては授業料の5%から20%前後が、学校からエージェントへ還付されます。つまり、授業料を50万円払った場合はキックバック10%と仮定して5万円がエージェントの収入です。その他は、留学エージェントが独自で展開するサービスに支払うお金が、彼らの収益になります。ここで注意して欲しいのが、学校へ直接申し込んだ場合は割引があり、エージェント経由で申し込んだ場合は割引が無いという状況が発生する可能性があります。できるだけ情報収集をして、無駄な費用を払わないように気を付けましょう。

授業料の支払い

 支払い方法はエージェント経由か自分で直接学校へ授業料を支払うかのどちらかになります。また、口座振込かクレジットカードを選びます。手数料や手間などを考えればクレジットカードの一択です。私はすべて直接学校へクレカで支払いをしたので、大幅な割引価格で費用を抑えることができました。

自己責任で行動をする

 特に若い学生さんは親御さんの勧めもあって留学エージェントを利用すると思いますが、留学先の倒産などのトラブルに巻き込まれたりすると、支払い済みの授業料は戻ってきません。エージェントは仲介のみで、責任を負う立場にはないので最終的には自己責任で留学を手配する必要があります。しかも最新の情報を常に持っていないので、何かトラブルに見舞われると全て自己責任です。学校内、ホームステイ先のトラブルも同様です。各キャンセルポリシーが設定されていますが、例えキャンセルをしても授業開始後は満額返金されることは無です。また、過去に留学エージェントの倒産も実際にあるので、その点も注意しましょう。

アプローチの方法

 先ほどもお伝えしましたが、申し込み方法は二通りあります。留学エージェントを利用する場合、自分で直接学校へ申し込む場合と。おすすめは可能であれば最初から両方にアプローチをするべきです。両方から同じ内容の情報を収集して、ご自身が知りたいことや疑問点などが解消されるのか否かを確認してください。学校選びは主にWebの情報になるので、事前に自分自身である程度絞り込んで、何が優先なのかを明確にしておきましょう。目的がはっきりしないと留学は必ず失敗します。

 次回は、留学の準備を進めるにあたり、何を決めなければいけないのかを項目別にお伝えします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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