Canada Blog / カナダブログ

カナダ留学と移住についての日記

初台湾

 

台中美術館

  いつかブログで台湾について書いてみたいと考えていて、ようやくその想いが実現します。台湾には何度も訪れたのでたくさんの思い出があります。

初めての台湾

 友人が「マイルが溜まったから海外に行かない?」と話したので気軽に返事しました「いいね、どこ行く?」と。軽い雑談のノリで始まったのですが、お互いに具体的なプランも無く、何も決まっていませんでした。友人は「アジア圏の近場ならマイルで二人分の航空券買えるよ」と。二人分ってどういうこと?まさか航空券は奢り?当時はピーチなどのLCCは無く、アジア圏と言えど国際線は一人数万円以上でした。

 これはきちんと確認をしなければと思い、「マイルで二人分の航空券ってどういうこと?」と友人に確認しました。そしたら「俺と〇〇ちゃん(私)の分のチケットを俺のマイルで買うってこと。マイルの期限があるから使わないとだめなんだ」との返答。マイルについて何も知らなかった私はようやく理解できたので、航空券はお世話になるかわりに現地での食事を支払おうと思いました。

行き先

 短期旅行、温暖な気候、近場のアジア圏となると台湾、シンガポール、タイなどに候補を絞りましたが、やはり台湾以遠は片道6時間以上かかるため、台湾に即決しました。それからは旅行雑誌を購入して台湾の事を調べていくと、なんだか楽しそうな国で食事、人、文化などについて出発前から楽しみにしていました。片道4時間、時差1時間、隣国、気候や文化のどれをとっても好条件です。しかし時期は1月下旬、日本より温暖とはいえ少し寒かったです。

エバー航空

世界トップ10に入る安全性

 初台湾への飛行機はエバー航空。すべてが初めてで乗り物好きの私にとっては、空港や機内はまるでテーマパークです。親切で笑顔が素敵なキャビンアテンダントさん達のサービスは素晴らしく、搭乗から降機までハートを鷲掴みにされたような気分です。私はエバー航空はヨーロッパの航空会社と勝手に思い込んでいましたが、台湾の会社なんですね。機内の台湾ビールは美味しかった。桃園空港に降り立った私達は、そのまま台北市内行きのバスに乗り込みホテルを目指したのです。当時は空港から地下鉄の路線自体が無かったのでバス一択でした。時間は約40分くらいだったと思います。

小籠包との出会い

www.dintaifung.com.tw

 ホテルへチェックインを済ませると、少し休憩をしてから市内探検へ。夕食まで少し時間があるのでゆっくりと徒歩で最初の訪問先の鼎泰豊へ向かいます。場所がホテルから近い路面店だったこともあり本店へ向かいました。到着すると入り口には黒山の人だかりで、従業員が一人で案内をしてました。私達の顔を見るとすぐに日本語でいらっしゃいませと元気よく笑顔で迎えてくれます。その次に店員さんは「あなた達はカップルですか?」と私達に聞いてきました。違うよと答えると、カップルだと思ったと彼女は笑顔で言います。掴みはOKと言った感じでしょうか。

Google マップ

 20分ほどの待ち時間で店内へ。全ての階が満席です。定かではありませんが、本店は確か4階か5階建てだったような記憶があります。席に座って注文をします。小籠包、炒飯、空心菜の炒め物など、一通り注文しました。どれも私達の予想を裏切ってくれて本当に美味しかったですし、小籠包で口内やけどしながら、空心菜の美味しさに感動しました。

定番の小籠包

 たっぷりの生姜の千切りといただく小籠包は本当に美味しいです。ただ、ゆっくり食べないと熱々のスープが口の中でこぼれ出します。台湾では至る所で小籠包を食べられるし値段も手ごろなので、現地で食べ比べをしてみるのもありかと思います。

空心菜の炒め物

 特に何も考えずに注文した一品ですが侮ることなかれです。味付けは至ってシンプルですが、心地いい歯ごたえと優しい塩味がクセになります。現地でお代わりしました。この空心菜は私の中でベスト3に入る料理です。これは絶対におすすめです。カナダで空心菜を一度だけ購入して自分で作ってみたのですが失敗しました。

台湾ビールと全家

 台湾ビールは日本人にも有名で、のど越しも軽めで飲みやすいビールだと思います。バドワイザーやハイネケンに似たのど越しです。値段も日本のビールよりは安めの価格設定でした。コンビニで気軽に買えるので、ホテルに戻って飲みなおしたのは言うまでもありません。

 台湾のコンビニと言えばファミリーマート(全家)、セブンイレブン、OK-MART、 Hi-Lifeが主流かと思います。私はいつもファミマかセブンイレブンを利用し、現地のコンビニ文化を体験しています。特に一日の食事は朝ホテル、昼コンビニ、夜レストラン(食堂)をバランスよく利用します。コンビニを利用する理由は、現地の食文化を体験すること、つまり、日本で普段利用するコンビニを台湾の日常として同じ感覚で利用します。また、店内で宝探しをするのも醍醐味の一つです。台湾では日常生活の入れ替えができるので、本当に楽しいです。

 まだまだ書きたいことがありますが、長くなりすぎるので今回はこの辺りで。台湾ブログはつづく。ありがとうございました。